2018年04月03日

『光の犬』松家仁之

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光の犬 [ 松家 仁之 ]
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 北の町に根づいた一族と、その傍らでひとびとを照らす北海道犬の姿。100年にわたる一族の、たしかにそこにあった生のきらめきと生の翳りを、ひとりひとりの記憶をたどるように描き出す長篇小説。『新潮』連載を書籍化。

 北の町に根づいた一族三代と、そのかたわらで人びとを照らす北海道犬の姿。信州・追分に生まれ、助産婦となって道東の町・枝留にやってきた祖母。戦前に隆盛をきわめた薄荷工場の役員である祖父。川釣りと北海道犬が趣味の生真面目な父。子どもたちを頼みに生きる専業主婦の母。幼なじみの牧師の息子と恋をする歩。レコードと本に没頭する気難しい始。いずれも独身のまま隣に暮らす、父の三姉妹。祖母の幼少時である明治期から、50代になった始が東京から帰郷し、父母と三人のおばたちの老いにひとり向きあう現在まで、100年にわたる一族の、たしかにそこにあった生のきらめきと生の翳りを、ひとりひとりの記憶をたどるように行きつ戻りつ描きだす、新作長篇小説。

 本書は、北海道の東部の小さな北の町で3代続く添島家と、その飼い犬の100年にわたる人生が描かれる物語。家族がそれぞれに孤独感を抱えながらも、懸命にそれぞれの時を過ごし、世を去っていく姿が物語として表現されていますが、家族の軋轢、幼なじみとの恋と物理学の研究と活発に日々を過ごしながらも若くして病に倒れ亡くなる姉の姿、その一家のそばで孤独に生きる北海道犬……と壮大な人間家族ドラマが描かれています。家族3代の物語ということで、読み始めるまでは温かな家族愛が描かれる作品と思っていましたが、家族であるがゆえのぎこちなさや、根付いた土地や続く血筋など、家族の脆さが見事に表現されています。病や老いも真正面から描いて、人生の最期までがしっかりと描かれています。

【満足度】 ★★★★☆
ラベル:松家仁之 光の犬
posted by babiru_22 at 20:30| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の出来事(4/2)

■ 党首トップ小沢氏2億円=安倍首相1億円、玉木氏ゼロ−衆院資産公開

『2日公開された衆院議員資産で各党党首を比較すると、自由党の小沢一郎代表が2億1491万円で資産総額トップだった。自民党総裁の安倍晋三首相が1億396万円で続き、希望の党の玉木雄一郎代表は資産ゼロ。立憲民主党の枝野幸男代表、共産党の志位和夫委員長も全衆院議員平均の2917万円を大きく下回り、党首間「格差」が浮き彫りになった』とありますが、各党党首の資産は、どう見ても枝野と玉木は

怪しすぎ!

特に玉木は獣医師会から献金まで受けているのに、税金回避のために胡散臭いことやらかしてるとしか思えませんが、マスコミはこういうところを忖度して報道しないんですか?

■ 労働局長発言「報道圧力」 野党6党が批判

『立憲民主など野党6党は2日、東京労働局の勝田智明局長が3月30日の記者会見で「皆さんの会社に行って、是正勧告してもいいんだけど」と報道機関への脅しとも取れる発言をしたことを受け、国会内で合同会合を開いた。野党議員からは「労働行政の根幹を揺るがす」「報道機関への圧力になりかねない」など批判の声が相次いだ』とのことですが、これって報道機関への圧力ではなく、報道機関への忖度ですね。

むしろ東京労働局は報道機関に対して積極的に是正勧告をしてもらいたいですし、実際に報道機関は長時間労働しているのだから、これに野党は批判するとか、野党は労基法違反を推奨することにもなりますが、ホント馬鹿ですね。。。(呆)

■ 浜松市が下水道運営を民営化

『浜松市は、市の下水処理場を保有したまま運営を民間企業に任せる「コンセッション方式』を全国で初めて導入し、4月1日からフランスの上下水道会社の日本法人を中心とした企業グループによる運営が始まりました。(中略)民間企業のノウハウで運営費も抑制されることから、浜松市が直接、運営していた時に比べてあわせて86億円あまり、14%以上の費用削減が見込まれるということです』とありますが、試算通りにうまく行くといいのですが……。

確かフランスは民営化したものの、料金が倍以上となって失敗したはずだと思いましたが、そのフランスの上下水道会社の日本法人が中心というのが、気になるところですが、浜松市がモデルケースにもなるだろうから、どのようになるかは注視します。

posted by babiru_22 at 07:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする