2018年08月22日

『天龍院亜希子の日記』安壇美緒

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天龍院亜希子の日記 [ 安壇 美緒 ]
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 人材派遣会社で働く田町譲。平凡な男のブラックな日常を勇気づけるのは、幼い頃に憧れていた野球選手と、長らく会っていない元同級生の日記だった…。『小説すばる』掲載に加筆し単行本化。

 人材派遣会社で働く27歳の田町譲は、職場の班内が穏やかでないことを気にしていた。同期で仲の良いふみかと、先輩で一児の母である岡崎の折り合いが悪いのだ。どちらとも関係の良い田町にはそれが歯がゆい。同時に田町は、プライベートでも悩んでいた。恋人の早夕里が、病に倒れた父の看病のため、地元の静岡に帰って以降、急に結婚の話を持ち出したのだ。結婚どころか、元々良い関係性とは言えなかった彼女の変化に、ついていけていない。一方その頃、元プロ野球選手・マサオカの薬物スキャンダルに日本中が沸いていた。田町には日課がある。小学校の同級生、天龍院亜希子のブログを読むことだ。地味で暗い女子だった天龍院を、田町は当時からかった記憶しかなかった。しかしその日常を忘れさせてくれるような静かな日記が、どうしてか田町の支えになっていた。昔、会ったこともない甲子園のヒーロー・マサオカが田町の支えであったように……。

 本書は、第30回小説すばる新人賞受賞作。物語は、派遣社員でもある主人公の日常が淡々と描かれる作品ではありますが、小学生時代に気まずい関係だった同級生のブログを楽しみにする姿や、社内の人間関係など、リアルな視点で描かれていて、とてもテンポ良く読むことができました。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:54| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の出来事(8/21)

■ 先住民族「撤回を」 国連で仲村氏スピーチ

『スイス・ジュネーブで16日から2日間開かれた国連人種差別撤廃委員会の対日審査会合に合わせ、日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚氏は16日のランチミーティングブリーフィングでスピーチし「沖縄県で生まれ育ったすべての人々は日本人として生まれ、会話し、勉強し、仕事してきた。日本の少数民族などと意識したことはない」と述べ、県民を先住民族と認定することをやめるよう訴えた』とありますが、こうした意見こそ沖縄県内で

議論すべき

ことだと思います。

おそらく様々な意見はあるのでしょうが、先住民族については線引きも曖昧ですし、中途半端な議論をするのではなく、先住民族とは何かを深く掘り下げてほしい。。。

■ 菅義偉官房長官、携帯電話料金「4割程度下げる余地ある」

『菅義偉官房長官は21日、札幌市内で講演し、携帯電話の利用料について「あまりにも不透明で、他国と比較して高すぎるのではという懸念がある。4割程度下げる余地はあると思っている」と述べた』とのことですが、菅官房長官は踏み込みましたね。

携帯電話料金は、本体と利用料金とを分けるべきですし、端末抱き合わせの仕組みを解体するべきだと思います。

■ 現金使わない決済に税優遇を検討 政府、地方小売店を支援

『政府は21日、電子マネーやクレジットカードなど現金を使わない決済手段を普及させるため、地方の中小小売店への税制優遇措置などを検討していることを明らかにした。秋に産業界と有識者が参加する新たな官民協議会を設立し、具体的な支援策を議論する。海外から出遅れているキャッシュレス化を後押しする』とありますが、税の優遇はいいでしょうが、それだけでは現金を使わない決済を普及させるにはダメ。

日本の場合は、電子マネーにしてもクレカにしても、店側の手数料負担が大きいから普及が進まないのであって、その手数料負担の大きさの解消が先決です。
posted by babiru_22 at 06:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする