2018年10月01日

『サハラの薔薇』下村敦史

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サハラの薔薇 [ 下村 敦史 ]
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 研究のため、自らの手を汚した考古学者は、航空機の墜落により、砂漠横断を余儀なくされる。危険を内包したパーティに、さらに襲い来る困難の数々。やがて一行は分裂し…。『文芸カドカワ』掲載に加筆し単行本化。

 エジプト発掘調査のハイライト、王家の墓に埋葬されていた石棺の中にあったのは、死後数ヵ月のミイラ状死体だった! そして、考古学者の峰は何者かの襲撃を受ける。危うく難を逃れたが講演先のパリへ向かう飛行機が砂漠に墜落し、徒歩でオアシスを目指すことになった。同行者は美貌のベリーダンサー・シャリファ、粗暴で残酷なアフマド。何かを思い詰めている技術者の永井、飛行機オタクのエリック、不気味な呪術師。誰もが謎を抱え、次々と危険なカードを切ってくる…やがて一行は分裂し、巻き込まれた戦闘の中で峰は、永井の過去と真実の使命を知る。果たして「サハラの薔薇」とは何なのか。それが未来にもたらすものは!?

 物語は、サハラ砂漠を舞台としたサバイバルサスペンスで、設定と展開の面白さに前半はドハマりして一気に読みましたが、後半から展開が脱線したのが非常に残念。砂漠でのサバイバルと登場人物それぞれの思惑はとても面白かったものの、核廃棄物問題へ繋げず冒険小説として押し切った方が良かったようには思いました。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:18| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする