2018年12月11日

『あの日のオルガン 疎開保育園物語』久保つぎこ

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あの日のオルガン 疎開保育園物語 [ 久保つぎこ ]
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 空襲が激しくなる東京から、園児53人を連れて埼玉の無人寺へ。「疎開保育園」を作る、それはこれまで誰もやったことがないことだった…。園児たちの命を守り抜いた若き保母たちの実話。2019年2月公開映画の原作。〔「君たちは忘れない」(草土文化 1982年刊)の改題,加筆修整〕

 2019年1月に公開の映画『あの日のオルガン』の原作本。太平洋戦争末期、東京都品川区、京浜工業地帯のすぐそばにある戸越保育所では、日に日に空襲が激しくなり、園児たちは命の危険にさらされていた。そんな中、まだ20代の若い保育士たちが、これまで例のなかった未就学児の集団疎開を決意する。同じ東京の、愛育隣保館と合同で行われることになった集団疎開。国中が食糧難のなか、やっと見つかった受け入れ先は、埼玉県蓮田市の無人寺、妙楽寺だった。ここで、保育士11人、園児53人の「疎開保育園」がはじまった。さみしがる子供たちのケア、深刻な食糧不足、東京大空襲で孤児になってしまった園児。やがて空襲は、疎開保育園のある埼玉にも頻繁にやってくるようになり、「私たちのやっていることは、正しいのだろうか。戦争が、終わることはあるのだろうか……?」と、若い保育士たちは、迷いを持ち始める。これまで知られてこなかった「疎開保育園」という存在にスポットをあて、戦争が子供たちを巻き込んでいく様子を、関係者たちへの丹念な取材に基づいて克明に描くノンフィクション。

 本書は、戦時中の「学童疎開」はよく知られているのに対して、就学前の保育園・幼稚園の「園児疎開」はあまり知られておらず、その園児疎開の実話をまとめたノンフィクション。保母たちの苦労、戦時下の食糧難をはじめ、保育に必要な環境とはかけ離れた疎開保育園の困難と闘う若き保母たちの行動力と苦悩が生き生きと描かれ、子ども達の命を守った保母たちの姿には感動を覚えます。映画化されることで、復刻されたようですが、その映画もぜひ見てみたいです。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 19:57| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の出来事(12/10)

■ 参院議員の給料削減案、今国会での提出見送り 自民党

『自民党は10日、参院議員の給料にあたる歳費を削減する法案の今国会提出を見送ることを決めた。来年夏の参院選以降、3年に限って月々7・7万円減らす内容。参院定数を6増やす改正公職選挙法が7月に成立したことを受けた経費削減策の一環として、今国会提出を目指していた。自民、公明両党は各党との共同提出を目指して調整を重ねていたが、野党が反発。来年の通常国会での早期成立を主張する公明にも配慮した』とのことですが、歳費削減案に野党が反発して国会提出見送りって、野党にはもっと真剣に

財政再建

考えろ!と言いたい。(怒)

国会は審議拒否してサボるわ、参院の定数が増えるから歳費削減案を出せば反対とか、ツケを国民に回すような歳費削減案反対には腹立たしさしか覚えません。。。(怒)

■ 革新機構、田中社長ら民間出身取締役9人全員辞任へ 問われる経産省の責任

『官民ファンドの産業革新投資機構の田中正明社長(65)や坂根正弘取締役会議長(77)=コマツ相談役=ら民間出身の取締役9人全員が、辞任する意向を固めたことが9日、分かった。所管する経済産業省と田中氏が報酬水準や投資手法をめぐって対立し、関係修復が困難と判断した。田中氏が10日午後にも記者会見し、辞任を表明する方針だ。後任人事は難航するのが必至で、新産業育成などを目的に9月に発足したばかりの機構は、出足から大きくつまずいた』とありますが、経産省の責任が問われるところでもありますが、役人連中は誰一人責任など取りません。

革新機構なのに、役人連中が全然革新ではありませんからね。。。(呆)

■ 衆院議運委でペーパーレス化議論 小泉進次郎氏「大きな進歩」

『衆院議院運営委員会は10日の理事会で、国会議員に配布する資料のペーパーレス化について来年1月召集予定の通常国会で検討することを申し合わせた。各党内で議論をまとめ、早期に結論を出す方針だ』とのことですが、この国会議員に配布する資料のペーパレス化は早期実現となってほしいところ。

印刷関連費で12億円もかかっているのだから、ペーパレス化を進めることで経費節減にも繋がりますし、このようなペーパレス化は地方議会などでもドンドン取り入れてほしいものです。
posted by babiru_22 at 07:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする