2019年01月02日

『近江商人の哲学  「たねや」に学ぶ商いの基本』山本昌仁




 和菓子業界が縮小するなか、急成長を続けている「たねや」。現代の近江商人と評される「たねや」が、急成長した理由や、社会から求められる会社であるために何をしているのかなどを紹介する。

 和菓子業界が縮小する中で、なぜたねやグループは右肩上がりの商売繁盛を続けるのか。成功の裏には、「三方よし」「先義後利」に象徴される近江商人の商売道を現代に昇華させた著者・山本昌仁の哲学がある。たねやのフラッグシップ店にして本社機能もある「ラコリーナ近江八幡」は、ショッピングモールのように快適に整備されているわけでもなく、派手なアトラクションもない。甲子園球場三つ分の敷地には、田んぼがあり、あえて地元の雑草を植えるなど自然の空き地のまま。50年後、100年後に近江八幡を人が集まる場所にして、地元に恩返しするために、目先の利益を追わなかった。融資を受ける際、「なんで菓子屋が田んぼをやる必要があるんや」と反対されても、押し切った。結果、「ラコリーナ」は今、年間300万人近くが訪れる。最中や饅頭が飛ぶように売れ、焼きたて、切りたてのバームクーヘン売り場には長蛇の列ができている。自分たちの利益より、まずはお客様が喜ぶことを考える。お客様以外の人々の利益も考える。生まれ育った地域に還元する。本社は地元から動かさない。実は著者は会社の売上にはほとんど興味がない。「数字はあとからついてくる」本人は意識していないのに、たねやが「現代の近江商人」と呼ばれる所以である。近江商人がふたたび今注目されているのは、「企業の社会的責任」との関連だろう。社会や地域に貢献する、環境を保護する、持続可能な発展のあり方を考える……。

 本書は、著者が幼い頃に父から受けた薫陶、教訓、近江商人の商売の基本原則など、シンプルだけれど大事なことが、しっかり書かれ、和洋菓子製造販売のたねやグループCEOが、地域社会と共存共栄するビジネス作りをまとめた一冊。お菓子作りに込められた想いは勿論のこと、著者の経営手腕は正に商いの基本であり、長く商売を続けたい人は、一読することをお勧めします。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 19:33| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の出来事(1/1)

■ 原宿 竹下通り暴走 21歳の男逮捕「死刑への報復」供述

『1日未明、東京 原宿の竹下通りで車を暴走させて歩行者8人を次々にはね、このうち10代の大学生を意識不明の重体にさせたとして、21歳の男が殺人未遂の疑いで警視庁に逮捕されました。警視庁は男が意図的に車を暴走させたとみて調べています。(中略)捜査関係者によりますと、当初「テロを起こした」という趣旨の供述をし、その後の調べに対し「死刑に対する報復でやった。弁解することはない」と容疑を認めているということです』とありますが、基地外無罪狙いなのか、意味不明なことを言っているようですが、こういう輩は問答無用で

極刑を希望

します。

■ 衰弱死1歳児の母親「本当の世界はゲームの中」

『本当の世界はゲームの中。現実世界は偽物だった』って、こいつも基地外無罪狙いか?

自分がやったことに対して、責任転嫁すること自体腹立たしいですし、現実逃避してるんじゃねーよ!と怒鳴りつけたいですね。(怒)

■ 除夜の鐘、本当に「騒音」なの? 全国調査の結果→96.3%が「1度も迷惑と思ったことない」

『年末年始の恒例とも言える除夜の鐘。108回つかれる除夜の鐘は、一説によると人間の煩悩の数とも言われている。毎年31日の深夜0時を挟む時間帯につかれ、年末年始の風物詩と感じている人も多いだろう。しかし近年、深夜の時間帯の除夜の鐘は「迷惑ではないか」と訴える人が出てきているのだ』とありますが、一部のごく少数の声だけで中止しなければならないことこそ問題視すべき!

どのような意見であろうと、多様性としてできるだけ理解しようとする姿勢が大事ですが、一部の少数意見だけが取り上げられるというのは、民主主義の否定にも繋がるだけに、何でもクレームを入れるべきでもありません!
posted by babiru_22 at 04:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする