2019年04月18日

『波の上のキネマ』増山 実

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波の上のキネマ [ 増山 実 ]
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 小さな映画館を創業した祖父は若い頃、脱出不可能と言われた〈緑の監獄〉で働いていた。現代へと繋がる情熱と覚悟、驚きの運命…。歴史のうねりと個人の生が紡ぐ物語。

 尼崎の小さな映画館を父親から引き継いだ安室俊介は、不動産業者から、閉館と買収の話をたびたび持ちかけられていた。座席数100余りの小さな映画館は戦後間もない時期に祖父が始めたが、収益を上げることは年々難しくなっている。迷いつつも閉館するしかないと考えた俊介だったが、新聞記者からの取材には、まだ正式には決めていないと話した。だが新聞には「年内に閉館する見通し」との記事が出てしまう。記事の反響は大きく、マスコミからの取材が殺到したが、俊介はすべて断った。そんなある日、創業者である祖父の名前を出した問い合わせが入る。電話の主は台湾に住む男で、彼の祖父が俊介の祖父と知り合いだったという。俊介は祖父の前半生を知らなかった。閉館にあたり映画館の歴史を調べようとしていた俊介は、男から驚くべき事実を告げられる。尼崎に生まれた祖父は若い頃、ある島で強制的に働かされていた。そして、祖父たちがいた場所は、当時、脱出不可能と言われ、密林の中に映画館があったというのだ。なぜ祖父はその場所に行ったのか。どのようにそこから脱出し、なぜ映画館を始めたのか。創業者である祖父の若かりし日々を追って、俊介はその場所に向かう。歴史のうねりと個人の生が紡ぎだす、感動と興奮の長編小説。

 本書は、かつて西表島にあった炭鉱と映画館について描いた物語。閉館の危機を迎えた小さな映画館を舞台に物語が始まり、館主の安室俊介は、今後の決断を迫られる中、映画館のルーツを調べ始める中で、創業者で祖父の俊英が80年前、西表島に存在した炭鉱で働いていたことを知り、その場所に向かうことから更に展開が広がります。映画と物語を上手く絡ませていて、映画ファンにはオススメの作品です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 18:44| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の出来事(4/17)

■ 客が申し出れば10% 申し出なければ8% コンビニ共通対応へ

『消費税率引き上げに伴い導入される「軽減税率」への対応について、コンビニ各社では共通のポスターを掲示し、税率が10%となる店内での飲食の場合には、利用客にみずから申し出てもらう方針を固めました』って、

本末転倒

すぎます!

あまりにも非効率すぎて話になりませんし、税務署がコンビニの見張りでもやるのか?(呆)

■ 立憲・枝野氏「与党は登校拒否」=その後、発言を訂正

『立憲民主党の枝野幸男代表は17日のラジオ日本の番組で、衆参両院予算委員会の集中審議開催に応じない与党の姿勢について「堂々と審議拒否をしている。登校拒否みたいな話だ」と批判した。「二度と野党に審議拒否と言ってほしくない」とも強調した』とのことですが、登校拒否へのヘイト発言ですね。。。(呆)

歳費貰っているのに審議拒否して仕事をしないということが問題ですし、予算についてのの集中審議なのに、予算以外で批判ばかり繰り返している政党には言う資格はありません!

■ 立憲・枝野代表、野党候補1本化に意欲 衆院選小選挙区

『立憲民主党の枝野幸男代表は17日、次期衆院選の小選挙区で野党候補者の一本化を各党に呼びかける考えを明らかにした』とありますが、有権者の選択肢を狭めるやり方は、いわば有権者を騙す行為とも受け取れます。

一体何のための政党なのか?とも思いますし、野合の衆のやり方にはウンザリです。
posted by babiru_22 at 01:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする