2019年06月13日

『観光亡国論』アレックス・カー/清野由美




 増加する訪日外国人観光客。京都をはじめ観光地にはキャパシティを超える人が殺到し、交通や景観、住環境などでトラブルが続発している。真の観光立国を果たすべく建設的な解決策を、世界の事例を盛り込みながら検討する。

 右肩上がりで増加する訪日外国人観光客。12年の836万人から17年には2800万人を突破。政府の掲げる20年の4000万人突破も現実味を帯びてきた。一方で京都や富士山を初めとする観光地へ想定を越えた観光客が殺到したことで、交通や景観、住民環境や文化などを含め、多くのトラブルが露呈化し始めた。その状況を前に「まるでかつての工業公害だ」と指摘しているのが、京都に居を構え、自らその問題に向き合う東洋文化研究者・アレックス・カー氏だ。氏が今すぐ管理技術を高めないと「観光立国」のはずが「観光亡国」になる、と指摘した『中央公論』の記事は反響を呼んだ。本書はその指摘をベースに、その実態と対策について世界の最新状況を盛り込み、深く検討を重ねていく。そこに都市開発に造詣の深いジャーナリスト・清野氏が加わりシャープな指摘・提言を展開。日本の亡国化を防ぐため、今すぐ「観光公害」に備えよ!

 本書は、政府主導で「観光立国」を目指す日本が観光客の急増に対応できず、様々な「観光公害」が引き起こされています。日本を含む世界の観光地で何が起きていて、どこに問題があり、どのように対応すべきかを解説したもの。海外でも問題になっているオーバーツーリズムについて、日本でも混雑や落書き、ゴミや騒音といった問題が表面化してきていますが、そうした問題の対応への提言がしっかりと書かれています。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 16:37| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の出来事(6/12)

■ 飲食店の倒産・休廃業・解散件数、リーマンや東日本大震災時上回る 帝国データバンク調査

『帝国データバンクの調査によると、2018年度の飲食店の倒産、休廃業・解散件数は、2000年度以降で最高となったことが分かった。あわせて今後も消費税アップなどによる業界全体の厳しさが続くことを指摘している』とあり、記事ではその内容が載っていますが、この状況の中で消費税引き上げは更なる

景気悪化

は確実となるだけに、厳しいですね。。。

■ 北京市の公務員が皇居周辺でドローン撮影

『中国・北京市の男性公務員が先週、皇居周辺で禁止されているドローンを飛ばし、迎賓館や東京駅などを撮影していたことがわかりました。(中略)皇居周辺や都市部の人口密集地などでは原則、ドローンの飛行が禁止されていますが、男性は「個人的な趣味で撮影した」「ドローンを飛ばしてはいけないと知らなかった」と説明し、すでに帰国したということです』とのことですが、知らなかったで済まされることではありません。

早急な法整備が必要ですし、スパイ防止法の必要性を強く感じます。。。

■ 吉田輝星、1軍デビュー戦でプロ初勝利!5回4安打1失点の好投

『日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農高=がプロ初先発初登板し、5回4安打1失点4奪三振と好投。昨夏の甲子園準優勝右腕が1軍デビュー戦でプロ初勝利を挙げた』とあるように、昨日は広島のエース大瀬良投手を相手に、見事なプロ初先発初登板初勝利を飾った吉田輝星投手ですが、持ってますね。。。

2軍でも勝利がなく、1軍デビューは早すぎると思いましたが、2軍で殆ど投げなかった変化球も要所で決まり、5回を投げて4安打1失点というのは高卒ルーキーとしては上出来の内容。

見応えある試合内容も良かったですし、次の登板も今から楽しみですね。
posted by babiru_22 at 06:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする