2019年08月10日

『身近な野菜の奇妙な話』森 昭彦




 野菜の祖先は雑草、野草のたぐいで、その恐ろしい生命力、美味なる実や葉、全容未解明の健康効果に、人は魅了されている。当たり前にあって、実は不思議な野菜ワールドの愉しみ方を提案する。

 たびたび食卓にのぼる、お馴染みの野菜。あるいは最近、街のお店や郊外の畑で見るようになった新顔の野菜。体によさそうだと期待される場面も増えています。ただこれらはいずれも、“世にも奇妙な生命”。祖先は世界各地の雑草、野草のたぐいです。その恐ろしい生命力、美味なる実や葉、全容未解明の健康効果に、人は幾星霜も魅惑されています。歴史に隠されたいわく、陽なたぼっこの裏側で作られる成分、予想外の実態や利用法……。本書では、そんな野菜の摩訶不思議に迫ります。当たり前のようにあって、実は底なしの野菜ワールドを、あまたの写真とともにご案内。

 本書は、サイエンス・ジャーナリストでもある著者が、38の野菜にまつわる迷信・伝説から有機化学成分、最新学術情報まで合わせ、ひと味違った野菜の愉しみ方86話を収録したもの。写真だけでなく、イラストでの解説もとても分りやすく、それぞれの野菜にまつわる話も面白かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:13| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする