2019年10月04日

『どこにでも神様 知られざる出雲世界をあるく』野村 進




 庭に神様、巨木に神様、膝小僧にも神様がいる…。出雲、石見、境港を旅して出会った、神々と人が織りなす「驚きの暮らし」を紹介する。『波』連載に加筆し単行本化。

 庭に神様、巨木に神様、膝小僧にも神様がいる……。発見と驚きの出会い旅。紅白歌合戦より人気の神楽、「荒神様有」と記された不動産広告、神話を信じて卵を食べない町や、「妖怪さん」のおかげで栄える町。出雲・石見・境港。そこには神様と人が織りなす暮らしがあった……。とっておきの話と出会いから見えてくる縁の不思議、心に沁みる生き方、意外なしたたかさとは。日本人の奥深さに触れる一冊。

 本書は、ノンフィクションライターの著者がも出雲世界(島根県を中心とする古代出雲文化圏)を訪ね歩き、そこに住む人たちや文化から受ける「多幸感」の正体を突き止めようとするルポルタージュ。出雲地方の様々な神社、境港の水木しげるロード、岩見神楽などが考察と共に紹介されていますが、日本人の奥深さについてを改めて考えさせられる一冊です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 12:20| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする