2019年10月17日

『会社を綴る人』朱野帰子

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会社を綴る人 [ 朱野帰子 ]
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 注意散漫で自信がなく、何をやってもうまくできない紙屋は、あまりの仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。だが、唯一誇れる文章力で、文書にまつわる事件を解決し…。『小説推理』連載を加筆し書籍化。

 何をやってもうまくできない紙屋が家族のコネを使って就職したのは老舗の製粉会社。唯一の特技・文を書くこと(ただし中学生の時にコンクールで佳作をとった程度)と面接用に読んだ社史に感動し、社長に伝えた熱意によって入社が決まったと思っていたが……配属された総務部では、仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。ブロガーの同僚・榮倉さんにネットで悪口を書かれながらも、紙屋は自分にできることを探し始める。一方、会社は転換期を迎え……? 会社で扱う文書にまつわる事件を、仕事もコミュニケーションも苦手なアラサー男子が解決!? 人の心を動かすのは、熱意、能力、それとも……? いまを生きる社会人に贈るお仕事小説。

 物語は、仕事はできないが文章を書く特技を活かして、会社で起こる事件に文章を使って解決していくというストーリーですが、その仕事の出来なさぶりは小説だからいいものの、現実にこういう主人公がいれば、会社はかなり迷惑するだろうし、エンタメ物語としてはいいでしょうが、感情移入しづらい作品でした。

【満足度】 ★★★
posted by babiru_22 at 17:51| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする