2019年10月18日

『カゲロボ』木皿 泉

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カゲロボ [ 木皿 泉 ]
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 カゲロボというものがいるらしい。学校で、職場で、病院で、家庭で、街角で、カゲロボは私たちをずっと見守っていてくれるのだろうか? それとも罰するためにいるのだろうか? 『小説新潮』他掲載を改題して単行本化。

 今日も、誰かがささやく。「あいつがカゲロボらしいよ……」。いつも、誰かに見られている……。最初は他愛のない都市伝説の筈だった。しかし、イジメに遭う中学生、周囲から認知症を疑われる老人、ホスピスに入った患者、殺人を犯そうとする中年女性など、人生の危機に面した彼らの前に、突然現れた「それ」が語ったことは。いま最注目の作家が描いた、救いをめぐる傑作。

 本書は、人間社会に紛れ込み、人や猫にそっくりなロボット「カゲロボ」が関係する9つの連作短編集。人間社会に紛れ込んで、バレることなく生活しているカゲロボという存在を物語にした作品ですが、不思議な世界観ではあるものの、連作集としては面白かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 21:03| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする