2019年10月25日

『蒼色の大地』薬丸 岳

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蒼色の大地 (単行本) [ 薬丸 岳 ]
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 時は明治。「海」と「山」、決して交わることのないふたつの血に翻弄される3人の少年少女は、やがて国を揺るがす争いに巻き込まれていき…。競作企画「螺旋プロジェクト」の明治編。『小説BOC』連載を単行本化。

 19世紀末。かつて幼なじみであった新太郎、灯、鈴の三人は成長し、それぞれの道を歩んでいた。新太郎は呉鎮守府の軍人に、灯は瀬戸内海を根城にする海賊に、そして鈴は思いを寄せる灯を探し、謎の孤島・鬼仙島にたどり着く。「海」と「山」。決して交わることのない二つの血に翻弄され、彼らはやがてこの国を揺るがす争いに巻き込まれていく。友情、恋慕、嫉妬、裏切り……戦争が生む狂気の渦の中で、3人の運命が交錯する。

 物語は、明治時代の瀬戸内海を舞台とし、海族の海賊と山族の海軍の争いが描かれた作品。昨日読んだ『シーソーモンスター』と同様に「螺旋プロジェクト」としての対立構図となっていますが、著者にしては珍しい時代物で、その変化は楽しめたものの、作品としては今一つでした。

【満足度】 ★★★
posted by babiru_22 at 20:57| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする