2020年01月06日

『我らが少女A』高村 薫

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我らが少女A [ 高村薫 ]
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 12年前、元中学美術教師が東京郊外の公園で殺害された。犯人はいまだ逮捕されず、当時の捜査責任者・合田雄一郎の胸に後悔と未練がくすぶり続けていた。そこへ思いも寄らない新証言が…。『毎日新聞』連載を単行本化。

 一人の少女がいた……合田、痛恨の未解決事件。12年前、クリスマスの早朝。東京郊外の野川公園で写生中の元中学美術教師が殺害された。犯人はいまだ逮捕されず、当時の捜査責任者合田の胸に、後悔と未練がくすぶり続ける。「俺は一体どこで、何を見落としたのか」そこへ、思いも寄らない新証言が……。動き出す時間が世界の姿を変えていく人々の記憶の片々が織りなす物語の
結晶。

 本書は、『マークスの山』から始まり、『照柿』『レディ・ジョーカー』『太陽を曳く馬』『冷血』に続く、7年ぶり6作目となる刑事・合田雄一郎シリーズの最新作。本作の舞台は、2017年の東京、武蔵野で、前作『冷血』では本庁の捜査一課だった合田も還暦まであと3年という年齢となり、警察大学校の教授となっていますが、ある女性の死から、12年前の未解決事件が再び動き出すこととなり、合田は、刑事としてではなく、一人の男として、もう一度事件に向き合い始めるストーリー。シリーズを通して読み応えは十分ありますが、やや中途半端感があったのが少々残念。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 16:25| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする