2020年01月14日

『学校に入り込むニセ科学』左巻健男




 「水からの伝言」、EM菌、ゲーム脳、親学、白砂糖有害説…。教員や生徒の善意を利用して勢力拡大を目論むニセ科学。その危険性に警鐘を鳴らしてきた第一人者が、学校に侵入する怪しげなニセ科学を一刀両断。

 本書は、著者の書いた『暮らしの中のニセ科学』と内容的にかなり近いですが、興味深かったのは、こうしたニセ科学を誰が学校教育に持ち込もうとしているのかの部分と、ニセ科学に対する科学的立場からの批判は読み応えがありました。実際には科学的な根拠はなく、勢力拡大を目論むニセ科学に対しての警告の意味では一石を投じる一冊です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 17:27| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする