2020年02月01日

『ブラックシープ・キーパー』柿本みづほ

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ブラックシープ・キーパー [ 柿本みづほ ]
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 孤独で冷酷な殺し屋と、純真な“魂”が出会ったら? 映画「レオン」と「ブレードランナー」へのオマージュを込めた、近未来の札幌を舞台に描く、希望と再生の物語。

 2035年、札幌は禁断の科学実験の弊害で大量に生まれた“羊飼い”で溢れていた。“羊飼い”は異能力を持ち、その力を使うためには別の人間の精神力を消費する必要があった。そのために彼らに隷属される者たちのことを、人々は“羊”と呼んだ。元刑事で、現在羊飼いとして暮らす桐也は、2年前“羊”にされた姉が精神を病んでいく姿に耐えられず、自らの手で姉を撃ったトラウマに囚われていた。そんな自己嫌悪と孤独に苛まれる日常の中で、“羊”として生まれた無垢な少女に出会う。この日から、桐也は、生きるための小さな希望を見つけていく。

 本書は、第11回角川春樹小説賞受賞作。カバー文にもあるように、映画『レオン』と『ブレードランナー』へのオマージュともいえる物語で、札幌を舞台とした近未来小説でしたが、主人公のトラウマを基にした特殊能力を持つ異能者同士の戦いは中々面白く、ラノベに近い作品でもありましたが、『レオン』や『ブレードランナー』の世界が好きな人にはオススメです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 15:54| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする