2020年02月29日

『天使はブルースを歌う 横浜アウトサイド・ストーリー』山崎洋子




 元ザ・ゴールデン・カップスのギタリストから慰霊歌の作詞を依頼された著者。横浜の外国人墓地には800体とも900体ともいわれる嬰児が人知れず埋葬されたという。横浜の悲哀に満ちた裏の歴史を描き出すノンフィクション。

 本書は、伝説のグループ・サウンズ「ゴールデン・カップス」、白塗りの孤高の娼婦「港のメリー」、「GIベイビー」と呼ばれた混血児たち。戦後横浜の「鬼っ子」を通して、ブルースの街の光と影を描いたノンフィクション。20年以上前に出版された同タイトルを復刻した作品でもありますが、著者の横浜に対する思いも感じられるノンフィクションです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:19| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする