2020年04月13日

『日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語』竹下大学




 より美味で、かつ丈夫、収穫量が多く、栽培しやすい品種を…。誰もが夢見る新品種を生むべく、自然と格闘する育種家。じゃがいもや大豆など7つの身近な食用植物を取り上げ、その進化と普及に至るドラマを描き出す。

 より美味で、かつ丈夫、収穫量が多く、栽培しやすい品種を…。誰もが夢見る新品種を生むべく、自然と格闘する仕事が育種家だ。りんごの「ふじ」のように歴史に名を刻む有名種や、競争に敗れて頂点から転落した梨の「長十郎」など、品種改良をめぐる歴史は、育種家たちの情熱の結晶である。本書では、じゃがいもや大豆、大根、わさびなど7つの身近な食用植物を取り上げ、その進化と普及にいたるドラマを描き出す。

 本書は、自身もブリーダーである著者が、ジャガイモ、梨、リンゴ、大豆、カブ、ダイコン、ワサビの7種の野菜・果物の品種改良の歩みを辿ったもの。品種改良の歴史と現状、品種特性についてなど、野菜や果物の奥深さは勿論ですが、自然を相手に奮闘する育種家の姿には感動を覚えます。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 19:23| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする