なぜ攻撃の道具も防御の装具も、日本独特の形になったのか? 古来の弓、槍から戦国時代の火縄銃、先の大戦における戦車まで、日本軍の武器の性能、運用方法を検証し、日本史の真実を浮き彫りにする。
本書は、槍や楯の形状、騎兵の役割から火縄銃の性能、第二次世界大戦における戦車の配備展開など、運用面も含めて実証的に検証することで、日本史の隠された真実を浮き彫りにしたもの。武器の歴史を通じて描いた日本史でもありますが、日本独特の進化をした弓や銃などの武器たちの威力や機能を検証しながら、これまで常識とされていた歴史の意外な事実が明らかになります。
【満足度】 ★★★★