2020年05月23日

『うたかた姫』原 宏一

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うたかた姫 [ 原宏一 ]
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 代表が金を持ち逃げし、消滅した「劇団ゆうまぐれ」。自暴自棄の劇団員たちは「ただの女の子を天才に仕立てて熱狂を巻き起こす」という舞台の脚本をリアルな世界で実行し、金儲けを企むが…。『小説NON』連載を単行本化。

 才能のかけらもない素人娘を天才歌姫に仕立て上げ、前代未聞の熱狂を巻き起こす―代表が金を持ち逃げし、消滅した『劇団ゆうまぐれ』。自暴自棄の劇団員たちは、舞台の脚本をリアルな世界で実行して、金儲けを企んだ。船橋駅前で歌っていた女の子をスカウトし、天才シンガー“姫花”を売り出すフェイクプロジェクトが始動する。音楽担当の亮太は素人娘を天才に見せかける作業に苦心していたが、最初の路上ライブで彼女が見せたパフォーマンスに言葉を失った…。船橋から香港へ、姫花はスターの階段を昇っていくが…。

 本書は、フェイクプロジェクトで一攫千金の目論む劇団員たちの物語。展開も面白く、著者らしい作品で読み応えもありましたが、金に群がる登場人物が多かったことから、どうしても冷めた目で見てしまい、やや物足りなさもありました。

【満足度】 ★★★☆
posted by babiru_22 at 20:32| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする