2020年06月06日

『ザ・スコアラー』三井康浩

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ザ・スコアラー (角川新書) [ 三井 康浩 ]
価格:990円(税込、送料無料) (2020/6/6時点)




 2009年WBC決勝の韓国戦、イチロー「伝説の一打」の陰にはこの男がいた…。伝説の日本人スコアラーが、仕事の内容やスコアラーの具体的な視点を紹介しながら、やりがいや苦労を綴る。

 本書は、かつて巨人で22年間スコアラーを務め、2009年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では日本代表チームのチーフスコアラーという大役を務め、世界一にも貢献した著者が、投手・打者それぞれの評価ポイント、配球の考え方や外国人選手のスカウトまで、プロの視点を現場の情報と共に明らかにしています。野球ファンで分析を好む人なら楽しめる一冊です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:09| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月05日

『世界一やさしいトリガーポイントの探し方・押し方』大谷素明




 こりで硬くなった筋肉の中にあり、そこから離れたところに痛みを出す部位「トリガーポイント」が、どこの筋肉にあるか一目で探せるテキスト。痛みの部位別にトリガーポイントのパターンを図解し、セルフケア法を紹介する。

 本書は、鍼灸按摩マッサージ指圧師でもある著者が、身体の痛みの引き金となる点「トリガーポイント」について分かりやすく紹介したもの。頭部や背中、腕や尻、膝などのトリガーポイントを、それぞれイラストで解説しているため、セルフケア方法なども参考になります。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 17:51| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月04日

『ジョッキーズ 歴史をつくった名騎手たち』島田明宏

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ジョッキーズ 歴史をつくった名騎手たち [ 島田明宏 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2020/6/4時点)




 日本の洋式競馬を牽引した明治政府の重鎮・西郷従道に始まり、平成から令和にかけてのアイドルジョッキー・藤田菜七子まで。日本で活躍した騎手たちのプロフィールや物語を、近代競馬の黎明期から紹介する。

 明治、大正、昭和、平成、そして令和へ…女性騎手の誕生や、革新的騎乗法の導入、外国人騎手の登場など、武豊を筆頭に数多の競馬ファンを魅了してきた名ジョッキーたち知られざるエピソードを通して、日本競馬の歴史を概観します。

 本書は、総勢33人の騎手について紹介された日本競馬史、文豪・吉川英治が憧れた神崎利木蔵、昭和の初めに誕生した日本初の女性騎手・斉藤すみ、戦争に散った最年少ダービージョッキー・前田長吉、日本にモンキー乗りをひろめた保田隆芳、競馬のイメージを一変させた不世出の天才・武豊など、個性豊かな一流騎手の歩みから、日本の競馬界の今に至るまでが書かれています、

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 17:21| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月03日

『戦時大捜査網』岡田秀文

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

戦時大捜査網 [ 岡田 秀文 ]
価格:2200円(税込、送料無料) (2020/6/3時点)




 国民服を着た、丸刈りの女の死体。なぜ男装していたのか、殺害現場はどこなのか。この女は何者なのか。一切が五里霧中のまま、同じ方法で殺害された別の死体が発見され…。戦時下警察小説の傑作。

 本書は、第二次大戦末期の東京を舞台に、戦争で人手を取られわずか5人の特捜隊が、連続猟奇殺人の真相を追う戦時下警察小説。戦時中の警察捜査が緻密に描かれ、特に後半の展開は読み応えがありました。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 17:22| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月02日

『騒がしい楽園』中山七里

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

騒がしい楽園 [ 中山七里 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2020/6/2時点)




 埼玉県の片田舎から都内の幼稚園に赴任してきた幼稚園教諭・神尾舞子。待機児童、親同士の確執など様々な問題を抱える中、動物の惨殺事件が立て続けに発生。やがて、事態は最悪の方向へ…。『小説トリッパー』連載を加筆修正。

 見えない魔の手から子どもたちを守ることができるのか…。埼玉県の片田舎から都内の幼稚園に赴任してきた幼稚園教諭・神尾舞子。待機児童問題、騒音クレーマー、親同士の確執…様々な問題を抱える中、幼稚園の生き物が何者かに殺される事件が立て続けに発生する。やがて事態は最悪の方向へ…。

 本書は、幼稚園を舞台に、少子化や待機児童、親同士の確執など、子供絡みのトラブルを描いたミステリ。著者の作品としては、設定などは面白いものの、犯人の動機などが雑で、読みやすかったもののミステリとしてはイマイチでした。

【満足度】 ★★☆
posted by babiru_22 at 18:42| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月01日

『グッドバイ』朝井まかて

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

グッドバイ [ 朝井まかて ]
価格:1760円(税込、送料無料) (2020/6/1時点)




 長崎の油商・大浦屋の女あるじ、お希以(のちの大浦慶)は無鉄砲にも異国との茶葉交易に乗り出した。やがて明治という時代に漕ぎ出したお慶だが、思わぬ逆波が襲いかかる…。『朝日新聞』連載に加筆修正し単行本化。

 菜種油を扱う長崎の大店・大浦屋を継いだ希以(けい)26歳。幕末の黒船騒ぎで世情騒がしい折、じり貧になる前に新たな商売を考える希以に、古いしきたりを重んじる番頭の弥右衛門はいい顔をしない。やがて店は火事で焼け落ち、父は出奔、迎えた婿も気に入らず、いつしか独りで大浦屋を支えることを誓う。幼い頃に亡くなった祖父から聞いた言葉、「海はこの世界のどこにでもつながっとるばい。昔は自在に交易できたばい。才覚さえあれば、異人とでも好いたように渡りあえた」が幾たびもも胸に甦る。たまたま通詞・品川藤十郎と阿蘭陀人の船乗り・テキストルと知り合い、茶葉が英吉利では不足しているという話を聞き、ここぞと日本の茶葉を売り込む。待ちに待って3年後、英吉利商人のオルトが現れ、遂にお希以は旧弊なしがらみを打破し、世界を相手にするのだ……。成功と落胆を繰り返しつつ、希以……大浦慶が経たいくつもの出会いと別れ。彼女が目指したもの、手に入れたもの、失ったものとはいったい何だったのか。円熟の名手が描く傑作評伝。

 本書は、幕末の長崎で茶葉の海外貿易に独り乗り出した大浦慶の生涯を描いた作品。相次ぐ外国船の来航に揺れていた幕末の日本を舞台に、日本茶貿易の先駆者として財を成し、坂本龍馬や岩崎弥太郎とも交流があったとされる女商人の波瀾万丈の人生がダイナミックに描かれています。伝説の女商人の立志伝とも言える物語で、実に読み応えのある作品でした。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 17:00| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする