日本の洋式競馬を牽引した明治政府の重鎮・西郷従道に始まり、平成から令和にかけてのアイドルジョッキー・藤田菜七子まで。日本で活躍した騎手たちのプロフィールや物語を、近代競馬の黎明期から紹介する。
明治、大正、昭和、平成、そして令和へ…女性騎手の誕生や、革新的騎乗法の導入、外国人騎手の登場など、武豊を筆頭に数多の競馬ファンを魅了してきた名ジョッキーたち知られざるエピソードを通して、日本競馬の歴史を概観します。
本書は、総勢33人の騎手について紹介された日本競馬史、文豪・吉川英治が憧れた神崎利木蔵、昭和の初めに誕生した日本初の女性騎手・斉藤すみ、戦争に散った最年少ダービージョッキー・前田長吉、日本にモンキー乗りをひろめた保田隆芳、競馬のイメージを一変させた不世出の天才・武豊など、個性豊かな一流騎手の歩みから、日本の競馬界の今に至るまでが書かれています、
【満足度】 ★★★★