2009年WBC決勝の韓国戦、イチロー「伝説の一打」の陰にはこの男がいた…。伝説の日本人スコアラーが、仕事の内容やスコアラーの具体的な視点を紹介しながら、やりがいや苦労を綴る。
本書は、かつて巨人で22年間スコアラーを務め、2009年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では日本代表チームのチーフスコアラーという大役を務め、世界一にも貢献した著者が、投手・打者それぞれの評価ポイント、配球の考え方や外国人選手のスカウトまで、プロの視点を現場の情報と共に明らかにしています。野球ファンで分析を好む人なら楽しめる一冊です。
【満足度】 ★★★★