2020年06月27日

『老後に住める家がない! 明日は我が身の“漂流老人”問題』太田垣章子




 あなたは必ず「終の棲家」を確保できますか? 賃貸トラブルに携わる司法書士が、高齢者の賃貸トラブルの実例、家主のジレンマと管理会社の苦悩など、住む家が「借りられない」現実と実態を明らかにする。

 今すぐ、「住活」を始めなさい! 「住活」とは、自分のライフプランに合った「終の棲家」を得ることです。60代以降の自分の収入を確認して、最期まで払っていける家賃に合う住居を決めるのです。そのためには、さまざまな「断捨離」や人間関係の構築が必要になります。つまり、「住活」とは自分の人生に責任を持つということなのです。家主、不動産管理会社も必読! 高齢者の賃貸トラブルの実例を挙げ、その実態に迫ります。

 本書は、家主も管理会社も、高齢者による様々なトラブルを回避したいため、70歳代以上の高齢者が借りることは非常に難しい、ということを現場の事例数多く紹介しながら、そのためにどのような社会制度への改革が必要かを提言したもの。現実問題として、高齢者の賃貸トラブルが紹介されていますが、これは賃貸していれ家主や不動産会社は読むべき一冊でもあるでしょう。様々な実態はとても興味深かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:44| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする