2020年08月06日

『ゴーンショック 日産カルロス・ゴーン事件の真相』朝日新聞取材班




 2018年11月19日、電撃逮捕。2019年12月29日、国外逃亡。日本のみならず、世界中を騒がせた「ゴーンショック」。なぜ日本企業では類を見ない不正を日産は許したのか。迫力の調査報道ノンフィクション。

 検察はなぜゴーン逮捕に踏み切ったのか? ゴーン追放は「クーデター」だったのか? 仏大統領マクロンvsゴーン。どんな確執があったのか? 家庭の問題。孤独な青年時代。ゴーンの生い立ちとは? ゴーンによる恐怖政治と会社「私物化」の実態とは? 電撃逮捕の世界的スクープを放った朝日新聞ならではの圧倒的取材力を駆使。迫力の調査報道ノンフィクション。

 本書は、カルロス・ゴーン氏の、逮捕から逃亡に至るまでのいきさつ一連の報道をまとめたもの。東京地検特捜部の捜査の動きや特捜部の事件の見立てもよく分かり、逮捕に始まり、立件への動き、日産の経営のその後の展開から同被告の国外逃亡までの流れが4部構成で描かれており、企業統治とはどうあるべきなのかも考えさせられるノンフィクションです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:36| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする