2020年08月18日

『東京ホロウアウト』福田和代

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東京ホロウアウト [ 福田 和代 ]
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 オリンピック開催間近の東京で、道路を狙ったテロが発生! 分断される道路、届かない食料、回収されないゴミ。物流のプロ、長距離トラックドライバーたちが東京を救うため立ち上がる! 『ミステリーズ!』連載を加筆修正。

 2020年7月。オリンピック開催間近の東京で、新聞社宛に「開会式の日、東京を走るトラックの荷台に青酸ガスを仕掛ける」という予告電話がかかったのが全ての始まりだった。直後、配送トラックの荷台から青酸ガスが発生するテロが次々と起こる。更に、何者かが仕組んだトンネル火災や鉄道線路の土砂崩れなどの影響で道が閉ざされ、東京の食料が品薄になってしまう。物流が狙われ、陸の孤島となりかける東京。その危機に、物流のプロである長距離トラックドライバーたちが立ち向かう!

 本書は、オリンピック開幕直前に物流テロに襲われる東京を、トラックドライバーたちが救うサスペンス。物語では、物流を狙った連続テロが発生し、その後スーパーやコンビニの商品が品薄になり、SNSやマスコミでそれが広がり、更に商品がなくなる…というのは新型コロナウイルスの時と同じ構図でもあり、物流の重要性と臨場感を特に感じました。物語では、トラックドライバーの連携と使命感についても描かれますが、物流を止めないために頑張っているトラックドライバーの方々がいるからこそ、日々の生活が支えられていると改めて感じましたし、エンタメとしての作品としても面白かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 18:31| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする