草創期から現在に至る日本マンガの主要作家と、「のらくろ」「鉄腕アトム」から「進撃の巨人」「鬼滅の刃」まで、500点以上の作品を一挙紹介。日本マンガの歴史を「物語」として描き出す。
マンガは日本の大衆文化の重要な一翼を担ってきた。古来あった戯画の伝統にせりふを加え、ポンチ絵や新聞マンガなどマスメディアの一部としても発達したことで、戦後、マンガ文化は大きく花開いて現在に至る。巨人・手塚治虫の功績、少年マンガ誌の隆盛、女性に向けて発展した少女マンガ、アニメ・映画とのコラボレーション。その表現方法と題材の広さ、深さは特筆に値する。「のらくろ」「鉄腕アトム」から最新作までを網羅。大衆エンターテインメントの代表、広大なマンガの世界を知ろう!
本書は、日本マンガ史の膨大な流れを整理し、基本事項を新書版一冊内に収めたもの。12世紀の「鳥獣戯画」から現代の「鬼滅の刃」まで、日本のマンガの歴史を語った資料でもあり、巻末にはマンガの歴史年表もあります。
【満足度】 ★★★★