2020年10月07日

『サガレン 樺太/サハリン境界を旅する』梯久美子

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サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する [ 梯 久美子 ]
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 かつて、この国には“国境線観光”があった…。樺太/サハリン、旧名サガレン。北原白秋やチェーホフ、宮沢賢治らも訪れた境界の島。いったい何が彼らを惹きつけたのか? 賢治の行程を辿りつつ、近現代史の縮図をゆく。

 かつて、この国には“国境線観光”があった。樺太/サハリン、旧名サガレン。何度も国境線が引き直された境界の島だ。大日本帝国時代には、陸の“国境線”を観に、北原白秋や林芙美子らも訪れた。また、宮沢賢治は妹トシが死んだ翌年、その魂を求めてサガレンを訪れ、名詩を残している。他にもチェーホフや斎藤茂吉など、この地を旅した者は多い。いったい何が彼らを惹きつけたのか? 多くの日本人に忘れられた島。その記憶は、鉄路が刻んでいた。賢治の行程を辿りつつ、近現代史の縮図をゆく。文学、歴史、鉄道、そして作家の業。全てを盛り込んだ新たな紀行作品!

 本書は、著者のサガレン/サハリン/樺太への二度の旅の記録をまとめたもの。前半は鉄道、後半は宮沢賢治の足跡を丁寧に調べており、歴史と国家の間に揉まれ数奇な運命を持つサハリン島の魅力を鉄道紀行を通して描いています。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 18:43| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする