2021年01月04日

『もう、聞こえない』誉田哲也

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もう、聞こえない [ 誉田 哲也 ]
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 「声が、聞こえるんです。女の人の声が。」 傷害致死容疑で取り調べ中の被疑者が呟く。一向にわからぬ被害者男性の身元、14年前の未解決殺人事件。2つの事件を繋げるのは“他界した彼女”…。『小説幻冬』連載を単行本化。

 「女の人の声が聞こえるんです」。殺人の罪を認め、素直に聴取に応じていた被疑者が呟いた。これは要精神鑑定案件か、それとも……。身元不明の男性が殺害された。加害者が自ら110番通報し、自首に近い形で逮捕される。これで、一件落着。自分の出る幕はない、と警部補・武脇元は思っていたが……。事件の真相に、あなたは辿り着くことができるか。伏線に次ぐ伏線が織りなす衝撃のミステリ。

 本書は、著者お馴染みの警察小説と思い読み始めましたが、警察小説ではあるものの、軽いタッチで著者の作品としては異質ともいえる幽霊もののミステリ。『ストロベリーナイト』シリーズの菊田刑事の妻のほか、主要登場人物も魅力的に描かれ、予想とは違う展開でもありましたが、エンタメとしては楽しめました。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 15:07| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする