2021年01月18日

『鈴木家の嘘』野尻克己

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鈴木家の嘘 (一般書 286) [ 野尻 克己 ]
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 引きこもりの鈴木家の長男・浩一がこの世を去った。母の悠子はショックで意識を失い、意識を取り戻した時には浩一の死の記憶を失っていて…。死と向き合い、生きることを模索する家族の姿を描く。同名映画を監督自らが小説化。

 3年間引きこもっていた鈴木家の長男・浩一が突然この世を去った。母の悠子はショックのあまり意識を失ってしまう。浩一の四十九日の日、父の幸男と娘の富美は、意識を失ったままの悠子の今後について話し合っていた。そんな中、悠子が病室で意識を取り戻す。しかし、悠子は浩一の死を覚えていなかった……。各種映画賞に輝いた傑作を監督自らが小説化。突然自死した長男と向き合う家族の姿をユーモアたっぷりに描く。

 物語は、長く引きこもっていた長男の突然の死によって、残された家族はどうなるかをユーモアを交えて描いた作品。すでに映画化されたものを監督でもあった著者が小説化したものとのことで、その映画は見ていませんが、崩壊寸前だった家族が再生していく様子が物語となっていますが、重いテーマではあるものの、ユーモラスなエピソードを交えて掘り下げていて面白かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:36| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする