コロナ禍で露呈したのは、日本には生活困窮者がこんなにいるということだった! 一億総中流は過去の夢。なぜこうなったのか。本を読んで考え続けた5年間の、同時代批評。『ちくま』連載を加筆し書籍化。見返しに記事あり。
コロナ禍で露呈したのは、日本の貧困とみんなの不安。一億総中流は過去の夢。なぜこうなったのかを本を読んで考え続けた同時代批評。
本書は、連載コラムをまとめた一冊ですが、政治、経済から、文学、フェミニズムなど幅広いテーマごとに、エッジの効いたコラム集となっています。社会時評については共感できないところも多かったですが、テーマの切り口は参考になりました。
【満足度】 ★★★☆