どうすれば老害と言われず、若さにしがみつく醜態をさらさず、年相応の分別と年齢以上の価値を持つ老人になっていけるのか? 健やかで美しい老い方を追求したユーモア溢れるポジティブエッセイ。
「人生100年時代」到来!シニア世代は、どうすれば若者に老害と言われず、若さにしがみつく醜態を晒すことなく年相応の分別と年齢以上の価値を持つ老人になっていけるのか。話題作『死に方がわからない』で「自分のためのよりよき死に方」を追求した著者が、今度は「健やか、かつ美しい老い方」を、とことん探究した、老い方のハウツーエッセイ。
本書は、50代を迎えた著者が、ひとり暮らしのボッチが、人生100年時代において健やかに老後を生きる方法を追求したエッセイ。。「会社員、既婚、子どもあり」を前提とした日本の社会保障や、単身高齢者への支援が行き届かない現状などの問題を提示しつつ、それらの解決への道筋や、筆者の導いた答えを書いており、豊かな老後を迎えるためのヒントを得られる一冊です。
【満足度】 ★★★★