2008年09月24日

『銀河不動産の超越』森 博嗣


銀河不動産の超越

 危険を避け、できるだけ頑張らずにすむ道を吟味し、最小の力で人生を歩んできた高橋青年。彼の運命を変えたのは、入社した「銀河不動産」だった。次々に訪れる変わった客。ついには運命の女性までが…。

 毎日がなんとなく気怠い“省電力”青年・高橋は、惨敗続きの就職活動の果てに「ここだけはやめておけ」と言われた銀河不動産に入社した。「いろいろ見せてもらううちに住みたい家が見えてくる」という曖昧な資産家夫人や、「寝ている間に日光浴したい」というミュージシャン、「スウィングしている部屋に住みたい」という芸術家等々に部屋を斡旋しているうちに、彼自身がとんでもない家に暮らす羽目に……。無気力青年・高橋はサラリーマン生活をまっとうできるのか?

 森博嗣の作品としてはやや異質な作品でしたが、8つの連作エピソードとしての作品は、いずれもコミカルな感じで読みやすかったです。展開にもう一捻り欲しかったですが、独特の雰囲気は感じました。

【満足度】 ★★★☆
posted by babiru_22 at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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