女ひとりで親を看取る
父は再婚せず、私は結婚せず、ずっとふたりで暮らしてきた。父の心が壊れていく日々はあまりにもヘビーで、そして、儚くも愛おしい…。いつか誰もが、親を看取るときが来る。アルツハイマーの父親の介護の日々を綴る。
本書は、30年近く2人で一緒に暮らしてきた父親が、突然アルツハイマー病を発症となり、その父親が亡くなるまでの2年間、奇妙な言動に翻弄されながらも、今できる最善のことは何かを考え続けた著者の自伝。芸能界から一線を引いた著者ですが、父親を介護していたということは本書を読むまで知りませんでした。本書では、その介護の様子や経緯が書かれ、そして自分の親を看取るという現実問題を率直に書いています。少子高齢化が益々進み、我々もいつかは親を看取る時が来るでしょうが、このような介護姿勢でいられるかどうかフト考えてしまった一冊でもありました。
【満足度】 ★★★★
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