
ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発 プレミアム・エディション
商品のストーリーとしてはネット上では
洞爺湖畔にある国際会議場では、日本の伊部首相をホストに、主要8カ国の首脳たちがそろいサミットが開催されていた。だが、会議が始まった直後、首相のもとへ札幌に怪獣が現れたという信じがたい緊急事態が発生。墜落したロケットに付着していた胞子から、巨大な宇宙怪獣ギララが誕生、火球を吐きながら札幌の街を破壊!サミットを中止した各国首脳たちは緊急帰国を準備するが、アメリカの大統領だけは違った…。
『いかレスラー』『コアラ課長』『かにゴールキーパー』の“動物三部作”、そしてスペクタクル笑劇巨編『日本以外全部沈没』などで爆笑と興奮の渦に巻き込んだ河崎実監督が放つ特撮パニック!東宝のゴジラ、大映のガメラに次いで、かつて松竹が製作した唯一の怪獣映画『宇宙大怪獣ギララ』……。それから41年、伝説の怪獣がスクリーンに奇跡の復活を遂げたことは、特撮のオールドファンには見逃せないところ。怪獣のみならず、豪華キャストの面々、あの有名人のそっくりさんなど、人間たち(!)も縦横無尽に暴れまわる。そしてなんとビートたけしも意外な役で登場だ!
とありますが、北海道の洞爺湖で開催されるサミット(主要国首脳会議)に合わせて製作された特撮怪獣パロディ・ムービー。
ギララを40年ぶりに復活させ、政治風刺とパロディをたっぷりと盛り込んで、河崎実監督らしいバカ映画ともいえますが、このバカさ加減が何ともいいです。
また、小ネタも満載で、「ザ・ニュースペーパー」の首相ネタ、最後に「タケ魔神」が降臨しギララと死闘を演じて声でのビートたけしの出演、この映画が最後の出演となってしまった水野晴郎などは勿論のこと、マニアックネタとしても、地球防衛軍極東支部の首脳陣は、東宝系の怪獣映画に多数出演している夏木陽介、ウルトラマンのハヤタ隊員こと黒部進、ウルトラセブンのアマギ隊員こと古谷敏、オリジナルのギララで主役を演じ、ミラーマンの隊長こと和崎俊也など、配役も凝っていて、至るところにネタがいっぱい詰まっています。
しかし、主演の加藤夏樹のネチコマ踊りと、その曲が頭にこびりつくほど強烈で、これだけでも見る価値はあるかも。(笑)
ラベル:ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発