2009年05月07日

『オマワリの掟』鳴海 章


オマワリの掟

 帯紐警察署地域課に勤務する坊条力と平和男両巡査長をはじめ、ひと癖もふた癖もある警察官が同署管内ところ狭しと東奔西走、小事件、難事件の数々をぶった斬る。実録風短編連作集。

 帯紐警察署地域課パトカー乗務員、坊条力と平和男両巡査長はその名前から“暴力と平和”と呼ばれている。このコンビをはじめ、ひと癖もふた癖もある警察官が同署管内ところ狭しと東奔西走、小事件、難事件の数々をぶった斬る。これは使命感に燃えたオマワリが一般市民を守るべく真摯に“悪”に立ち向かう、著者入魂のポリスストーリー…である。

 鳴海章の警察小説ですが、ノベルズであることもあってか、これまでの警察小説と比べると、やや軽さが目に付きましたが、主人公の坊条力と平和男両巡査長のコンビを始めとして、警察管内の内部事情なども交えて、読みやすくかつ面白い連作となっています。また、舞台が架空の帯紐警察署となっていますが、字を見て分かるように、帯広が舞台となっており、その描写が細かく、帯広市を知っているだけに、より面白さが伝わってきました。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 06:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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