2009年05月16日

『短劇』坂木 司


短劇

 憂鬱な満員電車の中で。空き地に掘られた穴ぼこの底で。何かがあなたに、話しかけていますよ…。毒があって蜜もある、少しビターな奇想短編集。「カフェラテのない日」ほか全26編を収録。『本が好き!』連載を単行本化。

 本書は26の短編が収録された短編集で、これまでの著者の作風とは違って、ブラックなストーリーのショートショートです。人間の奥底に潜む心理を、ショートショートとして描いていますが、読みやすさもありましたし、ジャンルもSF、コメディ、ホラーなど個性的な作品集でもあったので面白く、著者の新境地を開いた作品とも思います。

【満足度】 ★★★★
ラベル:坂木 司 短劇
posted by babiru_22 at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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