2010年02月26日

『敗者復活』藤田宜永


敗者復活

 昔の仲間からの電話、別れた妻との再会、息子との対立、経営するバッティングセンターの売却話…。眠っている闘争心を呼び覚まされた男の血が静かに滾り始める。『週刊アサヒ芸能』連載を書籍化。

 7年前、経済事犯で逮捕された崎見邦彦。妻子とも別れたどり着いたのは下町のバッティングセンター。経営者に収まったものの、古ぼけた小さなバッティングセンターは経営危機に陥っていた。常連客に支えられ、明美という美しい恋人もでき、つつましくも静かな暮らしだった。だが一本の電話がその平穏を破った。服役時代の仲間・幸太郎に呼び出され、銀座のバーに向かった崎見を待っていたものは……。

 物語は、中年の主人公の恋愛物語でもありましたが、559ページという分厚さはそれほど気にならなかったものの、昔のようなハードボイルドは描けないものかと少々残念に思います。

【満足度】 ★★★
posted by babiru_22 at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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