2011年04月18日

『鬼火』樋口明雄

【送料無料】鬼火

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価格:1,470円(税込、送料別)



 深い孤独の果てに見知らぬ駅に降り立った笹森史郎は、黒衣の女・小夜子と出会う。そして彼女の言葉どおり、雨が降り、2年前に終わったはずの悪夢がよみがえる。古都京都を舞台に描く、書き下ろしホラー小説。

 「私にはわかるの。雨はじきに降る。それも長い雨になる……」傷心の旅、深い孤独の果てに、見知らぬ駅にひとり降り立った、笹森史郎。大きな川に長い木橋がかかる静寂の街。そこで出会った黒衣の女、小夜子の言葉のとおり、やがて雨が降り、そして2年前に終わったはずの悪夢がよみがえる。夜ごと闇を彷徨い、恐るべき災厄をもたらす怪し火の正体は…。

 物語は、古都を舞台とした幻想ホラー。著者の作品では冒険小説が多く、本書は異質ともいえる作品でしたが、古都の舞台を雰囲気としてうまく活かした情緒ある幻想作品で、著者の新たな一面を読むことができました。

【満足度】 ★★★★
ラベル:樋口明雄 鬼火
posted by babiru_22 at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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