2011年07月08日

DVD「ノルウェイの森」を視聴



商品のストーリーとしてはネット上では

高校時代に親友のキズキ(高良健吾)を自殺で喪ったワタナベ(松山ケンイチ)は、知っている人間が誰もいないところで新しい生活を始めるために東京の大学に行く。そこでワタナベは読み漁っていた本の余白と同じような空っぽな日々を送っていたが、ある日、偶然キズキの恋人だった直子(菊地凛子)と再会する。キズキはワタナベにとって唯一の友人だったので、高校時代にはワタナベと直子も一緒によく遊んでいたのだった。

それからワタナベと直子はお互いに大切なものを喪った者同士付き合いを深めていき、ワタナベは透き通った目を持つ直子に魅かれていく。そして直子の二十歳の誕生日、二人は夜を共にする。だが、ワタナベの想いが深まれば深まるほど、直子の方の喪失感はより深く大きなものになっていき、結局、直子は京都の療養所に入院することになる。そんな折、ワタナベは大学で、春を迎えて世界に飛び出したばかりの小動物のように瑞々しい女の子・緑(水原希子)と出会う。直子とは会いたくても会えないワタナベは、直子とは対照的な緑と会うようになり、あるとき緑の自宅での食事に招かれて唇を重ねる。それはやさしく穏やかで、何処へいくあてもない口づけだった。

機を同じくして、直子から手紙が届き、ワタナベは直子に会いにいけることになる。そこでワタナベは直子の部屋の同居人・レイコ(霧島れいか)のギターによるビートルズの「ノルウェイの森」を聴く。それは、直子が大好きな曲であった。「この曲を聴くと深い森の中で迷っているような気分になるの。どうしてだかわからないけど。一人ぼっちで、寒くて、暗くて、誰も助けに来てくれなくて……。でも、本当にいちばん好きな曲なのよ」「ノルウェイの森」を聴くといつも泣いてしまう直子は、ワタナベがいれば大丈夫と言っていたのだが、それでも結局直子は泣いてしまうのだった……。


とありますが、村上春樹の原作をトラン・アン・ユン監督が映画化。直子と緑、二人の女性の間でもがくワタナベの心情を中心に、喪失と再生を描いた究極のラヴ・ストーリー。

原作は何度も繰り返し読んだ作品で、この映画化の難しさは感じていましたが、見終えた後で感じたのは、やはり映像では表現しきれなかった部分が多かったように思います。

自然の映像美などは、かなり評価できるものの、原作でのイメージとしての音の表現が、実際の音になると違和感を覚えましたし、小説としての性の表現言葉が、実際に言葉として発せられることにも違和感があり、水原希子が「やりまくりたいの!」と言ったところで、リアルさが全く感じられません。

ワタナベを演じた松山ケンイチは比較的原作イメージに近かったものの、直子を演じた菊地凛子はミスキャストだったとも思いますし、表現のイメージが重要だった原作だからこそ、映像とするならイメージをもっと大事にしてほしかったとも思います。
posted by babiru_22 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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