![]() 【送料無料】インディアン・サマー騒動記 |
山で迷い、無人駅に泊まる羽目に陥った大学生の佐倉と高瀬は、廃屋のような建物に明かりが灯っているのを目撃する。好奇心にかられた高瀬がドアを開けると…。「夜の床屋」ほか全7編を収録。“日常の謎”を描いた連作短編集。
「もしかして俺たち遭難してるのかな」「遭難と決めるのはまだ早い。要は気の持ちようだ」軽い気持ちで登った山で道に迷い、その夜無人駅に泊まる羽目に陥った大学生・佐倉とその友人・高瀬は、廃屋と思い込んでいた駅前の建物〈三上理髪店〉に深夜明かりが灯っているのを目撃する。好奇心に駆られた高瀬は佐倉が止めるのも聞かず、理髪店のドアを開けてしまう。そこには……。
本書は、7つの作品が収録されており、日常の謎に端を発しながら、予期せぬ結末が用意された、不可思議な連作ミステリ集。ミステリとファンタジーが融合された作品集で、どちらかというとファンタジーの要素が強く、独特の雰囲気の作品集でした。
【満足度】 ★★★☆
ラベル:沢村浩輔 インディアン・サマー騒動記