2013年04月22日

『届け物はまだ手の中に』石持浅海



 楡井和樹は恩師の仇である江藤を殺した。裏切り者であるかつての親友・設楽にこの事実を突きつけるため設楽邸に向かった楡井は、設楽の妻・妹・秘書という3人の美女に迎えられ…。『サスペリアミステリー』連載を単行本化。

 楡井和樹は恩師・益子の仇である江藤を殺した。しかし、まだ終わっていない。裏切り者であるかつての親友・設楽宏一にこの事実を突きつけなければ、復讐は完結しないのだ。設楽邸に向かった楡井は、設楽の妻、妹、秘書という3人の美女に迎えられる。息子の誕生パーティーだというのに、設楽は急な仕事で書斎にいるという。歓待される楡井だが、肝心の設楽はいつまで経っても姿を見せない。書斎で何が起こっているのか…。

 物語は、恩師の復讐を果たした楡井と、その親友である設楽を巡る3人の美女との些細な言動からの心理戦を描いたミステリ。心理戦とロジックの積み重ねは、石持ミステリらしくもありましたが、ラストで捻りも効いてます。

【満足度】 ★★★☆
posted by babiru_22 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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