2014年02月21日

『グリード』(上・下巻)真山 仁

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 日本最強の企業買収者・鷲津政彦は、アメリカの超巨大企業の奪取を目論んでいた。敵は圧倒的な財力を持つサミュエル・ストラスバーグ。男たちが繰り広げる戦いとは…? 『週刊ダイヤモンド』連載を書籍化。

 リーマンショック直前、鷲津政彦はアメリカ経済を長年牽引した超巨大企業、アメリカン・ドリーム社の奪取を目論んでいた。敵は圧倒的な財力を持つ“市場の守り神”サミュエル・ストラスバーグ。巨大投資銀行でサミュエルを担当するジャッキーは莫大な利益に熱狂する社内で異変に気づき、ニューヨークに飛ばされた新聞記者の北村悠一は鷲津に巨大破綻の到来を示唆される。ストラスバーグに前代未聞の妨害工作を仕掛けられた鷲津政彦は、アメリカに宣戦布告する。未曾有の危機に瀕する投資銀行とアメリカン・ドリーム社は記者会見を連発し、北村たちは必死に食らいつく。Xデーに向けてウォール街の混乱が加速する中、ワシントンD.C.がついに動き始めた。強欲の坩堝に身を置き闘い続ける鷲津。その胸に秘められていた衝撃の戦略とは。国境を越えた買収劇は想像を絶するラストを迎える!

 本書は、「ハゲタカ」シリーズの第4弾。物語の舞台は2008年、リーマンショック当時のアメリカ。サブプライムローンの問題が徐々に表面化する中で、鷲津はアメリカ経済の象徴とも言うべき巨大企業の買収をもくろむ。一方で、アメリカ市場の守り神とも言われる投資家は、あらゆる手を使って妨害に動き、アメリカの金融危機を背景とした内容で、権謀術数と裏切りと謀略が渦巻く人間ドラマでもあり、金融業界の裏側を鋭く描いています。これまでのハゲタカシリーズにハズレはありませんが、今回もリーマンショックの前後のアメリカを舞台に、主人公・鷲津の活躍が圧巻といえるもので、上下巻でボリュームがありますが、上下共に一気に楽しめましたし、鷲津のアメリカへの宣戦布告と、その妨害工作は、実に読み応えがありました。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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