2015年09月23日

『強襲 所轄魂』笹本稜平



 日本の警察を自殺に追い込んでやる…。江東区で発生した立て籠もり事件の犯人は元警察官だった。犯人の目的が見えないなか、警部補の葛木とその息子でキャリア警視の俊史は警察組織の闇に直面する…。『読楽』連載を単行本化。

 江東区で立て籠もり事件が発生した。犯人は3年前まで立て籠もり事件を専門に扱う特殊犯捜査係(SIT)に所属していた元警察官・西村國夫。膠着状態が続く中、葛木の携帯に西村から一本の電話が。「この国の警察を自殺に追い込みたい。警察組織の浄化を要求する」と言う。いったい何が彼を駆り立てるのか。犯罪を防ぐことを正義とする葛木と所轄の面々、そして葛木の息子のキャリア警視・俊史が、立て篭もり犯と対峙する!所轄魂シリーズ第3弾!

 シリーズ第3弾となる本書ですが、警察組織の闇や利権についてを、うまく物語としており、著者らしい警察小説です。シリーズを通してのキャリアである息子の成長もしっかりと描かれており、シリーズ4作目が今から楽しみです。

【満足度】 ★★★★
ラベル:笹本稜平 強襲
posted by babiru_22 at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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