2015年10月30日

『珈琲屋の人々 宝物を探しに』池永 陽



 人を殺した過去を持つ「珈琲屋」の主人・行介。行介のかつての恋人で、婚家を飛び出した冬子。ふたりの関係に進展が!? 人間の狡さや優しさ、愛を描いた「珈琲屋の人々」シリーズ最終巻。『小説推理』掲載を単行本化。

 東京は下町の商店街にある『珈琲屋』。主人の行介はかつて、ある理由から人を殺していた……。心に傷を負った人間たちが、『珈琲屋』で語る様々なドラマを7編収録。連続ドラマ化もされ、ロングセラーを記録している『珈琲屋の人々』シリーズ最終巻。行介と冬子の恋の行方もついに……。

 本書は、シリーズ3作目で、これまでのシリーズ同様に、珈琲屋を舞台に、訪れる人達が織り成す人間模様が描かれた作品。7つの作品が収録されており、それぞれの物語の主人公に様々な出来事が起こりますが、結末がしっかりとは描かれておらず、読者の想像に任せているのも面白く、味のある連作小説集です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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