2018年01月05日

『明治乙女物語』滝沢志郎

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明治乙女物語 [ 滝沢 志郎 ]
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 明治中期、高等師範学校女子部に通う夏と咲たちは、鹿鳴館の舞踏会に招待を受ける。そこには暴徒の魔の手が忍び寄っていて…。女に学問はいらぬという世相にあらがいながら躍動する“戦う乙女”たちを描く。

 ときは明治21年。東京・御茶ノ水の高等師範学校女子部(女高師)に通う夏と咲、2人の女学生が主人公です。いまだ男尊女卑の風潮がはびこり、「女が学問なんて」と一部からは白い目で見られつつも、彼女たちは、時に挫折を経験しながらも、溌剌と教育者への道を歩んでいました。そんな彼女たちは、鹿鳴館の舞踏会で踊り手が不足したため、招かれることになります。そこには伊藤博文枢密院議長、森有礼初代文部大臣、各国の大使など、要人が集っており、それは暴徒たちの格好の標的でもありました。彼女たちも生命の危機に晒され、そして……。

 本書は、第24回松本清張賞受賞作。物語は、「鹿鳴館時代」と呼ばれる明治の世、東京は御茶ノ水の高等師範学校女子部の寄宿舎で暮らす女学生たちの活躍を描いた青春群像ミステリで、女学生の友情と戦いが描かれます。松本清張賞受賞作とのことで、ミステリ部分を期待していたのですが、そのミステリ部分が弱く、史実に基づいた部分や当時の時代背景などは興味深かったものの、やや期待ハズレに感じた一冊です。

【満足度】 ★★★☆
posted by babiru_22 at 17:48| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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