2018年02月20日

『珈琲の世界史』旦部幸博

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珈琲の世界史 (講談社現代新書) [ 旦部 幸博 ]
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 コーヒーブームを生んだのはナポレオン!? モカ港はなぜ衰退した? 日本最大のブームはいつ? 先史時代から現代に至るまで、コーヒーが辿った歴史を、起源に関する最新仮説等も交えながらわかりやすく紹介する。

 ヒトが何かを食べるとき、その食べ物に込められた「物語」も一緒に味わっている……そんなセリフを聞いたことはないでしょうか。コーヒーはまさにその最たる例です。カップ一杯のコーヒーの中には、芳醇なロマンに満ちた「物語」の数々が溶け込んでいます。その液体を口にするとき、私たちはその中の「物語」も同時に味わっているのです。コーヒーの歴史を知ることは、その「物語」を読み解くことに他なりません。歴史のロマンを玩味するにせよ、知識欲の渇きを潤すにせよ、深く知れば知るほどに、その味わいもまた深まるというもの。一杯のコーヒーに潜んだその歴史を、この本で一緒に辿ってみましょう。先史時代から今現在に至るまで、コーヒーが辿った歴史を、起源に関する最新仮説なども交えながら、できるだけわかりやすく本書にまとめました。近年話題の「スペシャルティ」「サードウェーブ」「純喫茶」なども、じつは混乱の多い言葉なのですが、それぞれの歴史をきちんと知れば、「なるほど、そうだったのか!」と目からウロコが落ちて、すっきり理解できることでしょう。「イギリス近代化の陰にコーヒーあり」「フランス革命の陰にもコーヒーあり?!」「世界のコーヒーをナポレオンが変えた?」「コーヒーで成り上がった億万長者たち」「東西冷戦とコーヒーの意外な関係」……などなど、学校で歴史の時間に習ったいろんな出来事が、じつは意外なかたちでコーヒーとつながっていることに、きっと驚かされるでしょう。

 本書は、コーヒー豆の発見から、現代に至るまでのコーヒーの世界史をまとめたもの。コーヒーが世界にどのように広がっていったかも興味深く、エチオピア原産のコーヒーが、イエメンで飲料となり、ヨーロッパやアラブ主導で発展して来た歴史など、コーヒーのトリビアとしても楽しめましたし、コーヒーの魅力がより一層感じられる一冊です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 21:46| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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