2018年04月16日

『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』畠山理仁

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黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い [ 畠山 理仁 ]
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 今、日本で最も有名な無頼系独立候補(=泡沫候補)、マック赤坂への10年に及ぶ密着取材報告をはじめ、平等な選挙が行なわれない理由、2016年東京都知事選挙における主要3候補以外の18候補の戦いなどをまとめる。

 選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追い続けた20年間の記録。2017年第15回開高健ノンフィクション賞受賞作。

 本書は、何度も選挙に敗れても、挑戦し続ける候補者達の人生を追いかけた記録でもあるノンフィクション。第一章では、日本で最も有名な「無頼系独立候補」スマイル党総裁・マック赤坂への10年に及ぶ密着取材の報告を行い、第二章では、公職選挙法の問題、大手メディアの姿勢など、平等な選挙が行なわれない理由と、それに対して著者が実践したアイデアを記述。第三章では、2016年東京都知事選挙における「主要3候補以外の18候補」の戦いをレポートしていますが、それぞれの候補者はそれぞれのドラマがあり、誰もが自分の主張を訴えています。世間からキワモノ扱いされる泡沫候補ではありますが、その候補者を通して、この国の選挙制度が抱える問題点が浮き彫りにもなっています。政党や組織の支援もなく、選挙に出ては落選を続けるような無名の候補者たちの「独自の戦い」に光を当てた良質のノンフィクションでした。

【満足度】 ★★★★☆
ラベル:黙殺 畠山理仁
posted by babiru_22 at 18:33| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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