2018年07月01日

『小売再生 リアル店舗はメディアになる』ダグ・スティーブンス

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小売再生 リアル店舗はメディアになる [ ダグ・スティーブンス ]
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 「消費者を惹きつけること」「独自性があること」「繰り返し楽しめること」…。小売業者は卓越した小売体験をどう演出するか。現在の状況、将来の展望を示し、「未来の店」のあるべき姿を見極めるうえでのロードマップを描く。

 リアル小売不振の元凶とされるアマゾンだが、アメリカでも小売全体におけるアマゾンの売上げは1割に満たない。本当の問題は小売業界がAIやVRなどのテクノロジーを買い物体験の革新に活かしきれていない現実だ。消費者はもうお店にものを探しにくるのではない。もっといえば、買いにくるのでもない。消費者に「ワクワク」「わたしだけ」「期待以上」を届けるためのイノベーションの起こし方とは? アマゾン一強時代のサバイバル小売論。

 本書のサブタイトルは「リアル店舗はメディアになる」とありますが、モノやサービスがネットを通して手軽にいつでも買えるようになった今、モノやサービスそのものだけでなく、モノやサービスで得られるであろう経験(体験)で消費者の心を掴まなければいけない時代になったと思います。そういった時代の中で、消費者が最終的にモノやサービスを買いたいと思えるような体験を小売業側は提供できる体制を整えておく必要があり、その体制づくりをどうすればよいかを、本書ではアメリカでの実例も交えて書かれています。これまでの小売形態と現状、そしてこれからの形についても描かれていますが、リアル店舗は近い将来、物を買う為だけでは存在出来なくなる可能性は大きいとも思います。しかし、全く生き残る可能性が無い訳では無く、消費者の心を掴んでこそのリアル店舗の価値に繋がっていくことになるであろう将来像が書かれてますが、これは小売業だけでなく、サービス業全般に関わる人は読むことを強く勧めます。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 21:13| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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