2018年07月03日

『銀杏手ならい』西條奈加

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銀杏手ならい [ 西條奈加 ]
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 小日向水道町の手習指南所「銀杏堂」で、読み書き算盤を教える出戻りの萌。だが、親たちは女師匠と侮り、子供たちは反抗を繰り返し…。若き手習師匠の格闘の日々を鮮やかに描く時代小説。『小説NON』掲載を単行本化。

 小日向水道町にある、いちょうの大樹が看板の『銀杏堂』は、嶋村夫妻が25年に亘って切り盛りしてきた手習指南所。子を生せず、その家に出戻ることになった一人娘の萌は、隠居を決め込む父・承仙の跡を継ぎ、母・美津の手助けを得ながら筆子たちに読み書き算盤を教えることに。だが、親たちは女師匠と侮り、子供たちは反抗を繰り返す。彼らのことを思って為すことも、願い通りに届かない。そんなある日、手習所の前に捨てられていた赤ん坊をその胸に抱いた時、萌はその子を引き取る決心を固めるが…。子供たちに一対一で向き合い、寄り添う若き手習師匠の格闘の日々を、濃やかな筆致で鮮やかに描き出す珠玉の時代小説!

 物語は、子供たちが読み書きなどを習う寺子屋でもある小日向水道町の手習指南所「銀杏堂」を舞台に、嫁いだが離縁されて戻って来た一人娘の萌が、両親が切り盛りしてきた手習所を引き継ぎ、日々起こる出来事と格闘しながら成長していくストーリー。最初は頼りなかった主人公が、子どもと共に成長していく姿が描かれますが、父の代わりに寺子屋で教える女師匠の萌と、そこで学ぶ子どもたちとの触れ合いが微笑ましい作品です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 18:14| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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