2018年07月18日

『人口減少と鉄道』石井幸孝

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人口減少と鉄道 (朝日新書) [ 石井幸孝 ]
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 生き残る路線はどこか? JR九州を率いて15年。多角経営への邁進で成長軌道に乗せた初代社長が、全国の路線・鉄道会社を徹底分析。画期的観光列車や新幹線物流など、人口減少時代にも食べていける秘策を明かす。

 全国の路線、鉄道会社を徹底分析。危ないのはどこか、生き残りの条件は? ついに日本が足を踏み入れた人口減少時代。需要が急減する未曾有の状況でも、打つ手はまだ残されている! 国鉄改革に命がけで取り組み、構造的に赤字を免れない「三島会社」JR九州を率いること15年。多角経営への邁進で成長軌道に乗せた経営者が、画期的観光列車や新幹線物流はじめ、人口減少時代にも食べていける秘策を明かす!

 本書は、早くから人口減に見舞われながら、豪華列車や外国客誘致、多角化を続けるJR九州の初代社長が、成功事例を踏まえつつ、これからの鉄道再生の方策を書いたもの。全国の鉄道会社の経営分析に加え、世界各国の鉄道事情を紹介し、更に九州から北海道まで繋がった新幹線網を用いる「新幹線物流」などを提言しています。新幹線の貨物輸送については、画期的な提言であると思いますが、JRグループの中では、JR東日本、JR東海、JR西日本といわゆる「三島会社」とJR北海道、JR四国、JR九州の規模や経営環境が大きく異なるだけに、実現性は難しいとは思いますが、物流システムの構築という点では興味深い提言でもあり、興味をひく内容でした。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:19| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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